1890年代に建てられた銀行蔵を使った、展示スペース&カフェ
MOTO-Green café
食べもの・おみやげ
- ご当地グルメ
- カフェ
- バス停より徒歩20分以内
- ランチ
- 旧宿場町にある
2025.10.31
ライダーと旅人、地域住民が交差するカフェ
バイク愛好家が集う場でありながら、地域の方も気軽に立ち寄れる、「MOTO-Green café」。築年数を重ねた蔵をリノベーションした建物は、地元の人々から「夢鹿蔵(ゆめかぐら)」の名で親しまれています。1896年に旧埼玉銀行の蔵として建てられ、かつては生糸や繭の保管庫として使われていた歴史を持ち、今もその面影を感じさせます。白壁や太い梁を残しつつ天井が高く、まるでガレージのような開放感。木製家具の温もりや、柔らかな照明が蔵独特の趣を引き立てています。その落ち着きと快適さは、バイク愛好家はもちろん、まち歩きの合間に立ち寄るのにもぴったりです。
蔵に展示される名車やアートに浸るひととき
店内に一歩入ると、まるで小さな博物館。ヴィンテージバイクのHONDAエルシノアやCBシリーズ、モトコンポなどの往年の名車が並びます。合わせて展示されているのは、オーナーの好みのフィギュア。バイクに馴染みのない方と一緒に来店しても、楽しめます。現在の場所ではHONDA車がメインに置かれていますが、ファンからの要望で今年中にはアメリカをメインにしたスペースも別場所に出来上がる予定とのこと。また名所が一つ増えそうです。
名物“とんこん丼”と、自家製カレーを味わう
カフェの食事メニューは地元食材を生かしたものが特徴です。名物は“とんこん丼”。秩父地方でよく使われる食材の豚肉とこんにゃく、そこに玉ねぎを組み合わせた丼料理です。世代を問わず親しまれる甘辛味で、ご飯がどんどん進みます。店主手作りのカレーも人気!やさしめな味付けでありながらお肉のコクをしっかり感じられる一品です。食事メニューのほかにも、コーヒーやスイーツ、毘沙門氷もラインアップされているので、お腹の空き具合や訪れる時間帯に合わせてメニューを選べます。また、おがのまちでは珍しく、9時に開店しモーニングも提供しています。

