老若男女誰もが選べるメニューがある、昭和レトロな喫茶店

東京の洋食屋さんで働いていた先代が、1981年に開業した喫茶・食事処「ひろば」。“ひろばに集合〜”と声をかけて、気軽に集まれる場所にしたいという思いがを込めて名付けられたこの店は、その名の通りに昔から多くの地元の人が集う憩いの場です。喫茶メニューも食事メニューもさまざまにあるので、老若男女誰もが楽しめる、地域密着型のファミリーレストランのような存在です。

マスターの武川さん夫妻と、先代夫妻がファミリーで切り盛りをしている店内は、やさしくアットホームな空気に包まれています。ボックス席には、布を貼り替えながら大切に使われているソファーが置かれ、レトロな趣を漂わせています。店全体を包むあたたかな空気感と、おしゃべりが止まらなくなるような席、そして次々と頼みたくなる豊富なメニューのラインアップの多さに、つい長居をしたくなってしまいます。

「ひろば」に訪れたら絶対に食べたいのが、名物“ナポリタン”。玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム、ソーセージを炒め、少し甘めに仕上げたトマトソースを、太麺のスパゲッティに絡ませた逸品は、どこかホッとする懐かしい味です。小腹が空いたときには昔ながらの卵サラダが入ったサンドイッチもおすすめ！やさしくシンプルな味わいに思わず笑みがこぼれます。さらに、しっかり食べたいときには定食やわらじカツ丼も。メニューの種類が豊富なので、「どこに行こう？何を食べよう？」と迷ったときには「ひろば」に集合してはいかがでしょうか。