異国感のある空間で味わう、オリジナルのスイーツ＆スパイスカレー

クライミングパーク“神怡舘”の隣にたたずむ、「カフェギャラリー杏仁」。2020年にオーナーの小出杏子さんがギャラリー併設カフェとして、オープンさせました。店名の「杏仁」は、杏子さんの名前にある「杏」に由来しているそうです。インパクトのある建物の中に広がるのは、高い天井で開放感のあるカフェスペース。窓際の席には誰でも手に取ることができる本や、地元で活動するアーティストの作品が置かれ、思わず長居をしたくなる空間です。元々スパイス料理が好きだったというオーナー特製の週替わりスパイスカレーや、秩父で自家焙煎された豆を使ったコーヒー、手作りのスイーツが味わえます。

日本の食材や出汁とインドのスパイスは、実はとても相性が良く、地元の素材に合わせてスパイスを調合したオリジナルカレーは、秩父地域やその近隣にもファンが多いそうです。週替わりのカレーは野菜カレーを含む3種あり、季節の食材を使いつつ、その味わいを引き立てるスパイスを調合して作られます。注文は1種類をじっくり味わうことも、2種類を選んで“あいがけ”スタイルで楽しむこともできます。ごはんは、インド米と白米をオリジナルの配合で炊いたターメリックライス。副菜には、数種類の彩り豊かな野菜とスパイスのピクルスが添えられます。まち特産のきゅうりを使った“きゅうりのココナッツカレー”などここでしか味わえないものがメニューに載ることも。オリジナルのふりかけ調味料が一緒に提供されるので、かけてみるとまた違った表情が楽しめます。ぜひ自分好みの味を見つけてみてください。

カフェタイムには、“豆乳のフレンチトースト”も人気！おがのまちの“Bakery thx”で焼いてもらったオリジナルのふわふわのミニ食パンを使い、しっとりと焼き上げたフレンチトーストに、フルーツソースとアイスクリームをトッピング。見た目のボリュームはありますが、豆乳を使っているのでペロリと食べられる軽さが特長です。神怡舘でクライミングを楽しみつつ、「カフェギャラリー杏仁」でランチやおやつの休憩をとるコースもおすすめです。館内には地域の観光案内パンフレットやイベントのチラシも置かれており、旅の行程を練るきっかけにもなりそうです。