旅先で出会える!思い出と共に持ち帰りのできる特別な温泉
大竜寺温泉
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2026.1.15
旅の途中に立ち寄れる大竜寺源泉
「大竜寺温泉」は、小鹿野町飯田地区札所三十一番観音院へ向かう道中にあり、猪野操さんが管理しています。温泉はお湯の中に含まれている成分で決定します。大竜寺温泉には、メタケイ酸とメタホウ酸が多く含まれており、アルカリ成分になっている泉質です。
ツルツルとした湯ざわりで、神経痛、腰痛、筋肉痛、創傷、冷え性、アトピーなどが回復できる効果が期待出来ます。お子さんのアトピーに困っていると長年飯能市から、源泉を汲みに来ていた人もいたそうです。
猪野さんは、源泉の管理だけでなく、小鹿野町を活性化させる為にさまざまな宿に源泉を配送しています。小鹿野町で大竜寺温泉に入れる宿は、須崎旅館、梁山泊、小鹿荘の3軒です。無味無臭でさらりとした温泉が楽しめます。
大竜寺源泉のはじまり
小鹿野町役場で、用地交渉担当をしていた猪野さんのお父様の「時間とお金をかけて掘るからには、必ず成功させる、小鹿野町を活性化させたい」という強い思いが、大竜寺源泉発掘のはじまりでした。昔、この地区に温泉は無く、約35年程前に掘り出されたといいます。
温泉発掘のきっかけは、竹下内閣が地域振興を目的に1988年〜1989年にかけて”ふるさと創生事業”を実施した際に、地域おこし事業として温泉を掘る計画が全国で行われている事を知ったと言います。そこで猪野さんのお父様は、小鹿野町を活性化させるために、自分でも温泉を掘って見ようと自己投資で計画を立てたのです。
当時は埼玉県では温泉は出ないと言われており、温泉を掘る許可を取るのに苦戦したそうです。そこで京都大学の専門分野の人や、青森県の温泉発掘専門家に調査を依頼しました。秩父の山をすべて調査して貰い、温泉の出る最も高い確率の場所が、大竜寺だったのです。
温泉スタンドで持ち帰り自宅で温泉を楽しむ
大竜寺の温泉スタンドは、札所三十一番 観音院の途中にあるものと、小鹿野町飯田の三田川郵便局の前にあるスタンドの2ヶ所です。どちらも40L=100円で購入できます。
持ち帰った源泉の使用方法は、自宅のお風呂に入れてそのまま沸かす簡単な方法です。アルカリ性で、泉質に塩分が含まれていないため、風呂釜が痛む心配もありません。
初めから温泉のみで入るのが不安な人は、水道水と混ぜて薄めて使用する方法もあります。温泉水を徐々に体に慣らしていく目的で、少しづつ源泉の量を増やしていくこともおすすめです。
奥秩父の秘境の地まで汲みに来てくれる人のために、猪野さんは格安で源泉を提供していると言います。旅の思い出と一緒に大竜寺源泉を持ち帰り、自宅で温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

