大自然の広い原っぱで、本物のカウボーイ体験を

日本のカウボーイ文化の第一人者で、自身も馬を中心に生きているオーナーの犬木孝雄さんが、山を切り拓いて作った牧場「クリオステーブル」。“生活のパートナーとしての馬”との触れ合いや会話を大切にした、ウエスタンライディング（乗馬）を体験できます。これは開拓時代のアメリカでカウボーイが行っていた乗馬スタイルで、馬との一体感を重視するので、人と馬と双方に負担が少ないのが特徴です。馬は自然に動くことができ、体験者は馬と一体となるダイナミック感を味わえます。

ビジターメニューは、屋根付きのアリーナで進む・曲がる・止まるなどの基本的動作の練習と、丘の上にある放牧地（パースチャー）で引き馬をしてもらう乗馬体験。アリーナでは、馬への愛が溢れるスタッフから馬と人間がどんな関係を築けば良いのか、馬はどんな特性を持っているのか、馬に乗せていただくという姿勢を丁寧に教えてもらいつつ、サインの出し方を学びます。​​馬によってそれぞれ性格が違うため、乗った馬とコミュニケーションをとりながら親交を深めていくという新鮮な体験ができます。

パースチャーでは、オーナーが乗るガイドホースの後につき、スタッフに手綱を引いてもらいながら生い茂る緑の原っぱを散策。馬の体温や呼吸を肌で感じ、一体となって動く喜びを味わえます。高い視点から眺める景色も、乗馬ならではの新鮮な体験です。散策の間には、草場での休憩タイムも。馬が草を食む様子を、馬に乗ったまま観察できるのはここならではの体験で、その生命力をより身近に感じられるひとときです。