大正時代より愛される、アイディア溢れる和洋菓子店
八宮松雪堂
食べもの・おみやげ
- バス停より徒歩20分以内
- レトロ
- 旧宿場町にある
- 買い物
2025.10.31
懐かしさと新しさ、和と洋が共存する唯一無二のお菓子
1924年に創業した当初は和生菓子の専門店だったそうです。次第におまんじゅうを提供するようになり、1960年代頃から二代目がオリジナルの和洋菓子を作るように。常に時代のニーズに応えながら、地元住民や観光客に親しまれてきました。パッケージや商品ロゴが昭和のレトロ感を感じさせる“マドレーヌ”や“レモンケーキ”や、かぼちゃ餡の入ったパイ菓子“歌舞伎十八番”からも、懐かしさの中にも個性が感じられます。
“おがの”の地名がつけられた焼き菓子は地域内コラボの試みも
おがのまちの町名がつけられた“小鹿野こいし”は、小麦粉に長芋を練り込んで焼き上げた生地に、マーガリンを挟んだ和風ソフトクッキーで、さまざまなメディアでも取り上げられている銘菓です。しっとり&もっちりとした食感のやさしい甘さの生地と、マーガリンのほんのりとした塩気が絶妙な組み合わせ。秩父黄金かぼす果汁入りのものや、“秩父錦”の酒粕を練り込んだものを期間限定で販売するなど、地元産品を用いた様々な工夫で地域を盛り上げています。
ついつい欲しくなる!店主のアイディア溢れるグッズも
店舗に入ると、ショーケースには目移りするほどのさまざまなお菓子が。お店の方に特長などを聞きながら購入することができます。うれしいのはバラ売りをしているところで、気になるものを少量ずつで買うことができます。さらに店内には、菓子名をおしゃれなフォントで“オガノコイシ”とプリントしたキャップやワッペン、ステッカー、さらにはTシャツやスウェットなど、菓子店らしからぬグッズも。思わず手に取りたくなる魅力があります。

