力士のもてなしと昔ながらの里山文化を、二百年続く農家屋敷で味わう
二百年の農家屋敷 宮本家
温泉・お宿
- バス停より徒歩20分以内
- 写真映え
- 古民家
- 囲炉裏
- 心が整う
- 温泉
2025.10.31
二百年を刻む屋敷と元力士である当主がもてなす宿
江戸期から続く農家屋敷を宿として受け継いだ「二百年の農家屋敷 宮本家」。お屋敷の歴史を感じられる入り口の暖簾をくぐると、母屋と別邸、蔵がつながる敷地に。太い梁や土壁、囲炉裏を備えた母屋には、二百年の重みと農家の暮らしの息吹が今もなお宿っています。現在の十二代目の当主は、元幕内力士の剣武(宮本一輝さん)。力士として培った感性が随所に生かされ、館内着やしつらえの細部にまで工夫が凝らされています。訪れる人が安らぐ空間を追求しながら、農家屋敷の歴史や日本の相撲文化を大切にし、その魅力を多くの人に伝えている宿です。
囲炉裏を囲んで農家の食文化を追体験、岩魚の塩焼きやちゃんこ鍋も
「二百年の農家屋敷 宮本家」を象徴するのが、今も現役で使われている囲炉裏です。囲炉裏のまわりには、時を経た古民具や木製家具が配され、空間そのものが二百年の物語を静かに語りかけてくるよう。
炭火を囲みながらいただく岩魚の塩焼きや、自家農園で採れた野菜は、炭火ならではの香ばしさが引き立ち、格別の味わいです。さらに、季節ごとに工夫を凝らした鍋料理や郷土の惣菜が食のひとときをより豊かにしてくれます。中でも、元力士である当主直伝のちゃんこ鍋は、ぜひ味わっていただきたい逸品。
食事を楽しむと同時に、かつての農家の暮らしを追体験できるのも、この宿の大きな魅力です。料理や空間のすべてに、古き良き暮らしの知恵と文化を、現代の感性で丁寧に再解釈した温かなもてなしが表れています。
元力士のアイディアが光るお風呂と、蔵を生かしたBAR&ギャラリー
宿のもう一つの魅力は、多彩な湯処。相撲部屋の稽古場をイメージした「力士風呂」では、鉄砲柱や板番付など本格的な設えが楽しめます。また、全国でもめずらしい薪炊きの湯「大釜風呂」は、香ばしい薪の香りとやわらかな湯あたりが魅力。2種類ある庭園風呂では、美しい庭園を眺めながら、四季折々の自然の移ろいに癒されます。そして、夕食前には、蔵を改装したBARで地元の山の実を使った食前酒を味わう時間も。近くにある“秩父ふるさと村”の果樹園で収穫された果実を使ったお酒から好みのものを選ぶのも、わくわくします。2階のギャラリーでは、当主の力士時代の思い出の品や、十二代続く宮本家に受け継がれてきた伝統の品々を見ることができ、暮らしの中の文化を感じることができます。

