10ヵ月の熟成が生む、ここだけの一杯
おおぎやラーメン 小鹿野店
食べもの・おみやげ
- お酒
- ご当地グルメ
- バス停より徒歩20分以内
- ランチ
- 中華
2025.10.31
半世紀を超えて営まれる、町に愛された食堂
国道299号線沿いに位置する、おおぎやラーメン小鹿野店。駐車場は20台、店内もテーブル席が多く、家族連れや大人数にも対応できる広さがあります。51年前に「ファミリーレストランしゅうちゃん」として開業した店は、1995年に看板を「おおぎやラーメン」へと変えました。その転機となったのは、ご主人が偶然口にした、おおぎやのラーメン。「こんなにおいしいなら自分もやりたい」――その衝撃が、現在の店を形づくりました。おおぎやラーメンは、現在約60店舗を展開するチェーン店。小鹿野店はフランチャイズ加盟店ながら、麺や味噌、調味料の一部以外は独自に仕込みを行っているのが特徴です。特にラーメンの塩ダレや醤油ダレは10ヵ月熟成させたこだわりの逸品で、深みある味わいを生み出しています。また、餃子についても本社工場から仕入れるのではなく、オリジナルレシピで手作りし、他店では味わえない、ここだけの一皿が楽しめます。
秩父産へのこだわりは小鹿野愛の表れ
ラーメン以外のこだわりにも注目です。秩父特産のきゅうりを使ったぬか漬けは、ご主人が丹念に管理するぬか床から生まれる逸品。春先のきゅうりは特に状態がよく、漬けてもシャキシャキとした歯応えを残します。見事な緑色に輝く一本は150円と手頃ながら、単なる漬物の枠を超えた存在感です。現在は「秩父黄金かぼす」を使ったチューハイやドレッシングなど、小鹿野町を代表する特産物を取り上げ、地域に寄り添いながら独自の味を作り上げる努力を惜しみません。
ラーメン店という枠にとらわれない、唯一無二の存在
お店の魅力は料理だけではありません。店内には昭和を代表するスターやビートルズのポスターが飾られ、音楽をこよなく愛するご主人の、趣味が詰まった温かい空間になっています。また、ラーメン店としては珍しく無料のカラオケルームを2部屋完備。防音もしっかりしているので、子ども連れでも気兼ねなく楽しめます。家族や仲間と集まって食事とカラオケを一緒に楽しめるのは、小鹿野店ならではの魅力であり、もはや、ラーメン店という枠を超えたコミュニティそのものかもしれません。その人と人とのつながりこそがご主人の願いでもあり、「この店に来たことを、何か1つでも思い出にしてほしい」という思いがあふれています。ここでしか出会えない一杯と時間が、訪れる人の記憶に深く刻まれていくことが、このお店を守り続けているご夫婦の願いでもあります。音楽が大好きなご主人と、それを支える奥様が織りなす店で、素敵な毎日が営まれています。

