サクサクのわらじかつ丼や手打ちそばが人気の、地元に根差した食事処
ゑびすや
食べもの・おみやげ
- ご当地グルメ
- そば・うどん
- バス停より徒歩20分以内
- ランチ
- 旧宿場町にある
2025.10.31
料理上手な名物女将が創業、住民も観光客もみんなが集う食事処
おがのまちの中心部、メインストリート沿いの“観光交流館”内にある「ゑびすや」。10席ほどのテーブル席と小上がりのお座敷席があり、昼は観光のお客さんや近くで働く人たちのランチの場に、夜は居酒屋へと変わり、地元での集まりや家族で使う方で賑わっています。創業者の高橋京子さんが、保育園の給食を担当していた際に、こどもたちの「美味しい」という言葉がうれしく、周囲からのリクエストもあり、メインストリートの他の場所に2000年にオープン。10年ほど経った時に現在の場所に移転し、今も昔も名物女将としてチャキチャキと切り盛りするお店は、地元の人の会話が飛び交い、何とも言えないローカル感が心地よく感じられる空間です。
クリスピーな食感が特長の“わらじかつ丼”
せっかくおがのに来たなら、一度は食べておきたい“わらじかつ丼”。ここでは「手打ちのそば、もしくはうどん(温・冷)」温・冷の両方が選べるのでとのセットも選べます。各店舗で個性が出る“わらじかつ丼”ですが、「ゑびすや」ではヒレ肉を使い、さっぱりと食べられるのが特徴。サクサクとした食感にこだわり、注文が入ってからお肉をたたいてパン粉をまぶし、揚げたてのヒレかつに甘辛いタレをじっくり染み込ませます。カリッとした衣の香ばしさと濃厚な味わいが絶妙で、ごはんがどんどん進みます。
女将の手打ちそばと、旬の野菜の天ぷらセットはボリュームたっぷり
“わらじかつ”とのセットもある、ざるそばもぜひ食べておきたい一品。そばの実を殻ごとひく“ひきぐるみ”のそば粉を使い、お店で手打ちをしている太めのざるそばは、噛み締めるほどにそばの風味が口に広がります。人気メニューの“天ざる”の天ぷらは、季節にもよりますが10種類前後の具が盛り付けられるというボリューム。直売所から買ってくるお野菜のほかに、近所の方から差し入れられる野菜が入ることもあり、春は山菜、夏はゴーヤやしその花、秋はきのこ類という風に、盛りだくさんの旬の野菜を“サクサク”、おいしくいただけます。
